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めぐみカイロプラクティック の日記

水曜日です。池下彰です!

2011.05.25

今週は水曜日に九州にいなかった為、少々遅れ気味の投稿となりました。
あいすみませんでした。 さて、ボニー&クライドの4回目です。先週は折角ボニーの努力で脱走した
のにすぐに捕まった馬鹿なクライドのお話しまででした。 再び囚われの身となったクライドはさすがに今回は非情な州立刑務所へ懲役14
年の刑で送られました。内部の状況は地獄に近く、大変な劣悪環境でこの時に
官憲に対する憎しみが生まれ、潜在的なゲイが表に現れたと言われています。 元々まともに働く気のないクライドには強制労働は堪え難かったのですが、
どうしようもなくなったある日、妙案が浮かびます。それは同房の囚人に
頼んで自分の足の指を切り落とす事でした。取り敢えず労働からは逃れた
かった様です。しかし、刑務所長は出所を認めてくれませんでしたが? その後、この件が幸いしたとか、州初めての女性知事誕生の恩赦だとか諸説あり
ますが、彼は満期を迎えることなく無事?釈放されています。 一方のボニーは相変わらずクライドを慕い、手紙のやり取りをしていたようです
が、さすがに途中で諦めることも決心しかけた様です。そんなさなか、クライド
が出所して、何と元の鞘に収まってしまったのでした。そしてこれからが良く語
られる二人の物語が始まるのです。 また、捕まっていた兄のバックは何とこの刑務所を脱走し、過去を秘密にして
ブランチと結婚しています。その後、素性を明らかにしたバックは妻ブランチに
諭され、これまた何と自首をして再び服役しています。やっぱり男は女しだいで
すかね? で、釈放後、一度はまっとうに働き始めたクライドですが、長く続くはずはあり
ません。すぐにまた、泥棒稼業に舞い戻ります。ボニーはそんな彼について
いくのです。 しかし、二人の初めての仕事は失敗し、取り残された彼女は簡単に捕まって
しまいます。でもその間もクライドは刑務所仲間と犯罪を繰り返し、遂には
殺人犯となってしまいます。つまり、最初の頃の殺人には、いや逃亡の為の
警官殺害を除いて殆どの殺人にはボニーは手を染めていないのです。 一つ一つの犯行を語っても多すぎて無理があるので『俺たちに明日はない』で
えがかれた二人と大きく異なると思われる点で今まで書いていない事を以後お
話ししてみたいと思います。 *肉切り包丁の反撃
 
 映画の冒頭で食品店に押し入ったクライドは逆に肉切り包丁で襲われ「ひどい
 奴だ。」と相手を非難していますが、時期はかなり後になるものの、その
 事件は事実です。ただ、その時本物の彼は相手を射殺しています。
 これも映画に取り上げるとある意味ロマンチックな二人の関係を語れなくなっ
 てしまいますね?  *兄バック夫婦との再会の時  自首をしたバックは意外と早く刑が終了し再びブランチのもとへ戻ります。
 彼は弟のクライドに会いたがり、直ぐに妻と実行に移しますが、彼女は嫌が
 っていたそうです。その後は隠れ家で映画の様に警察との撃ち合いとなり
 バロウ・ギャングが誕生しました。ただ、その時点で確かにボニ―は初対面
 だったと思えますが、C.W.モスはいません。  ちなみにブランチは映画同様金切り声をあげて、愛犬を抱いて逃げ回り2
 ブロック先で車に拾われたそうです。またボニーは雷が苦手でその時の様子
 をブランチは「あの日の私より酷いうろたえぶりだった」と後に語っている
 様に自分でも分かっていたようです。 *ボニーの葉巻  バックと潜んでいた隠れ家での撃ち合い後、あわてた彼らは撮影済みのフィ
 ルム2本を残して逃走してしまいました。その時の写真が後世で有名になる
 ものですが、その中に銃を片手に葉巻をくわえたボニーの写真がありました。
 でも本来の彼女のタバコはキャメル(ラッキーストライクの説もあり)であり、
 葉巻はバックから頂いて悪ふざけで格好をつけただけの物なのですが、これ
 が彼女のイメージを作り上げました。後で彼女は完全に否定しています。 *葬儀屋の誘拐  映画ではちょっとした小休止の様なエピソードとして加えられていますが、
 これがクライドの本質です。彼は幼少時代から動物虐待などのサドっ気を
 持ち合わせており、時折被害者を連れまわして怯える人々をからかって楽し
 んだようです。しかし、最後は何故か解放する事が多かった様です。この
 あたりも彼らが伝説の人物になり得た所以かも知れません。 *テキサスレンジャーの誘拐  完全な作り話です。映画を面白くするための演出です。ただ、実は後出の
 ボニーの火傷の時、彼らを追いつめた警官を拉致したのですが、その警官
 がボニーを看病してくれたため、クライドがバックの「始末しよう」と言
 う言葉を聞いた時に止めた言う逸話は事実の様です。 *ボニーの火傷  映画を含めあまり語られていませんが、クライドのハンドルミスで車が横転
 し、下敷きになったボニーは大やけどを負っています。その時助からないと
 思った彼女は自分を殺してくれるように懇願しています。その後彼女は暫く
 生死の境を彷徨っています。  この時兄夫婦は別行動をとっており、3人だけ でしたが、いじらしい程、
 クライドは献身的な看病をしています。彼の悪行は母・姉への甘えが原因
 とも言われていますが、(事実、女性ばかりが周りにいました)逆にその母
 が死に直面すれば当然必死になるでしょう。つまり、彼にとってボニーは
 もう一人の母だったとも思えます。  映画ではこれが、二人の愛として描かれているのでは無いでしょうか?
 どうしても、私にはクライドが普通にボニーへの愛を持っていたとは感じら
 れないのですが間違っていますかね?  ボニーも驚異的なマザコンだったのですが、世の女性達に聞いてみたいの
 ですが、その反面、だからこそ同じ様に凄い母性本能の持ち主では無かっ
 たのでしょうか?
 だったら未熟な二人が起こした12人殺害の犯罪なのでしょうか? *バックの絶命の時  映画では明確にされていません。そうしないとクライドが人でなしの様に
 思われるからでしょう。実際は、息のあるうちに重傷で逮捕され、病院で
 ブランチとクライドを心配しながら家族に看取られ死亡しています。
 尚、逮捕現場は写真が残っていますが、映画そのものの屋外キャンプ場で
 サンングラス姿(失明寸前だった)のブランチとともに逮捕されています。 *ブランチの自白
 
 ブランチは意に介さず当時何も有効な情報は語らなかったそうです。 *家族との対面回数  実は1回ではありません。しばしば対面に赴き、それが彼らが信頼できる
 人々に会いに行くと言った事実をつきとめられ命を落とす原因にもなった
 と言われています。 *ボニーとクライドの絶命の位置
 
 映画では別々の場所、車の内外で死亡していますが、実際は二人とも車の前席
 (運転席側にクライド)です。80発以上喰らったのですから、クライドは
 後頭部を、ボニーは右手に壊滅的な傷をおっています。(つまり破壊された)
 しかし、不思議と顔や体に大きな損傷は他に見当たりません。
 これは実況見分の動画や写真が残っていますし葬儀時の写真もあります。 *ボニーとクライドの絶命後の状況  映画では語られていませんが、大勢の見物人が集まり、彼らの身に着けていた
 物や遺体の一部を持ち帰ろうとして、大変な騒ぎになりました。ボニーは髪が
 散切り状態になり、クライドの右人差し指(引き金を引く指)を切り取って持
 ち 帰ろうとした者まで現れたそうです。でも、今でも彼らの乗っていた車
 (デスカー)やシャツ は大きなホテルで展示されていますし、当時の人々の
 好奇心の行動は何も不思議は無いのかも知れません。(彼らはある意味さらし
 者にされたためです。)  ふたりとも検死のため裸にされましたが、その写真が公開されてしまいました。
 実は今でもネット上で見れます。もうただの物体(ジャンク)になったのは分か
 りますが人間の尊厳さえも否定された様です。  特に女性のボニーは若くして命を落としたため美しい体なので可哀想ですが。 *ボニー(フェイ)の最後の微笑  もちろん、映画の中だけです。鳥が飛び立った後、ウォーレン・ビューティが
 フェイを振り返り、死のダンスと呼ばれる有名なシーンの直前、フェイは
 驚いた後、一瞬、ほほ笑むのを知っていますか?この映画はここにすべて
 が集約されていると言う人もいます。このシーンに気付いた人はそれぞれ
 が別の考えを持つかもしれませんが、なかなか撮れない、にくいシーンと
 思います。二人が真実同様に車内にいてはこのシーンは撮れませんね。  本物の2人にはそんな余裕はなかったかもしれませんが、こうあってほしい様
 な気がする今日この頃です。 最後にこの『俺たちに明日はない』を作った人々は事実を知りながら映画に必要
な娯楽の部分を付け加えた気がします。見る人の感性は否定できませんが、それ
までの10作以上の彼らを描いた映画のうち特出している様な気がします。 それは、フーバーFBI長官達の多分に政治的な影響を受けずにボニーとクライド
を真実のままに近いように描いたからでは無いでしょうか? 女性は映画のいつも大事な部分をになっています。でも嘘は困ります。最終的
にボニ―は未熟な男性のクライドに最後まで翻弄された可愛いそうな女性だっ
たと思うのは私が男のせいでしょうか? 今、シュワルツェネッガーの奥様は大変な慰謝料を要求しています。当たり前かも
知れませんが、彼の財産を私立探偵を雇っても調べ上げているそうです。また
離婚専門の敏腕女性弁護士も雇っていらっしゃるらしい。 「えっ!本当に愛してらしゃんったんですか?」私生児に対する援助も彼の
財産として計算してるらしい。僕の感覚としてみれば子供に影響はいただけない。 全てはお金ですか?ボニー&クライドの事件が起こったのはアメリカ。そしてシュ
ワルツェネッガーもアメリカ。そして日本はその何年かを追っている国らしいです。
私はお金を持っていないから魅力もないでしょうが、私には、まだ殺人犯として
射殺されたボニ―の方がが可愛らしく愛しいと思えるのは不思議でしょうか?
確かにつまらい男の考えですがね。 でも、今の時代、過去の作られた歴史上の悪女が社会復権出来るように願って
やまないのは私だけでしょうか・・・・? 本物のボニ―の葉巻  フェイの葉巻 本物のクライド  ウォーレン・ビーティ     ボニー&クライド(左は本人です。右は『俺たちに明日はない』) 次週はシリーズ最終回で、二人のトリビアを書いてみようと思います。

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